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法テラス スタートから2年
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弁護士 梶山敏雄
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今年の4月に法テラス埼玉の所長の任期2年の満了時期が来ましたが、任期更新ということになりました。設立の準備段階からすると約4年近く法テラスに関わっていることになります。
業務がスタートした平成18年10月の時点と比較すると、法的なトラブルを抱えた方に対して解決のための適切な法制度や相談窓口などを紹介する「情報提供業務」も毎月600件を超える電話や面談での問い合わせがあり、2倍近くの利用件数になってきています。
資力の乏しい人が無料で法律相談を受けたり、裁判のための弁護士費用などを一時立て替える「民事法律扶助業務」も、毎月の無料法律相談件数は平均約400件、弁護士費用などの立て替え件数も月平均約200件と、これも利用件数が増加しています。
ようやく「法テラス」の名前も徐々に知られてきたようで、これからも一層多くの方に利用されるようになればと思っています。
また、法テラスは刑事事件について国選弁護人を選任したり、弁護人に支払う報酬算定の業務も行っています。現在法テラスと契約して国選弁護を担当している埼玉の弁護士は、約430名の会員のうち約320名となっています。
来年5月にはいよいよ裁判員制度がスタートし、併せて被疑者段階(起訴される前)から国選弁護人が付く制度も始まります。
また、今年の12月からは犯罪被害者が刑事裁判手続きに参加して意見を述べたりし、その被害者のために国選弁護士が付くという制度も始まります。
そうした国選弁護人の確保ということも法テラスの緊急かつ重要な課題となっています。
特に裁判員制度という弁護士にとっても大きな負担が予想される裁判について、法テラスに勤務するスタッフ弁護士が一般の弁護士と協力して裁判員裁判を担当できるようなシステムを是非作りたいと考えています。
そのためにはそれなりの人数のスタッフ弁護士が必要となりますが、来年の5月のスタート時には全国でも最も多数のスタッフ弁護士が法テラス埼玉に配置される見通しも立ってきました。
そのような体制が整うまでは所長の任務からまだ解放されないようです。 |
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